雨で外壁がきれいに!セルフクリーニング機能付のサイディングとは?お知らせ・イベント情報

キレイな外観を保つためには日頃のお手入れが大切です。外壁掃除をサボると雨だれや汚れが付着して、外壁の色や見栄えが変わってしまいます。

しかし、外壁は面積が広く高さもあるので、頻繁に掃除をするのは大変ですよね。そこで紹介したいのが「セルフクリーニング機能付のサイディング」です。

雨が降ると汚れを流してくれるという画期的なサイディングが販売されています。もちろん拓建ホームは標準仕様で採用しています!

今回はセルフクリーニング機能付きのサイディングの魅力をお伝えします!

どうして雨で汚れが落ちる?セルフクリーニング機能の仕組み

セルフクリーニング機能付きのサイディングは特殊な塗装が施してあります。そして、その特殊な塗装によって汚れをするっと流れ落とすことができるのです。

特殊な塗装とは光触媒のコートのことです。光触媒は光を吸収すると化学反応を起こす物質のことで、外壁には光触媒である酸化チタンが使われています。

では、光触媒コートを施工したサイディングでは、どのような化学反応が起きて、どのように汚れを落としているのでしょうか。

光触媒コートの特徴を2つ紹介します。

【特徴①】汚れ分解力

酸化チタンは太陽光が当たると、空気中の酸素や水に反応し様々な有機物を分解してくれます。そのため、外壁にぴったりと付着していた汚れが分解されて、汚れの付着力を弱まります。

つまり、汚れが浮いてくるようなイメージです。

洋服に洗剤をつけておくと油が浮いてきますよね。

それと同じような現象が起きるのです。

付着力が弱まった汚れは水をかければ流れていくので、雨が降っても同様に汚れが落ちる仕組みになっています。

【特徴②】超親水性

光触媒コートのもう1つの特徴が超親水性です。

酸化チタンに太陽光が当たると空気中の酸素と反応して、水と馴染みの良い親水基という物質が発生します。親水基が発生すると、汚れの下に水が入り込みやすくなるので汚れを浮かせることができるのです。

そのため、分解しきれなかった汚れも浮かせて流してくれる効果があります。

セルフクリーニング機能のサイディングのメリット

セルフクリーニング機能付きのサイディングのメリットをお伝えします。

 外壁掃除の回数が減る

セルフクリーニング機能付きのサイディングを採用することで、外壁の掃除の回数を単純に減らすことができます。少ない掃除の回数できれいな外壁をキープできたら嬉しいですよね!

外壁の色をくすませるような有害物質は基本的に分解して流してくれるので、お手入れは大幅に楽になります。

ただし、もちろんお手入れが全く必要ないわけではありません。鳥の糞や大きな泥汚れなどは水洗いをする必要があります。

また、定期的に水洗いなどはして、落ちきらなかった汚れは流すようにしましょう。

きれいな外観をキープしやすい

セルフクリーニング機能付きのサイディングを採用すれば、長い間きれいな外観をキープしやすくなります。

特に時間が経つと雨だれ汚れなどが目立ってきますが、光触媒コートが施工されたサイディングは10年後でも雨だれが目立たないきれいな状態が保たれたという実証結果もあります。

白系や淡い色味の外壁材を採用と雨だれが非常に目立ちますので、光触媒コートを採用するといいでしょう。

セルフクリーニング機能付きのタイルと比べて安い

セルフクリーニング機能付きの外壁は、サイディング以外にタイルでも採用されています。

タイルはサイディングと比べて費用が高いため、採用を断念したり一部分にしか採用できない方も多いです。そんなタイルにさらにセルフクリーニング機能をつけるとかなり高額になってしまいます。

サイディングはタイルに比べて安価なので、セルフクリーニングなどの高機能な商品も比較的取り入れやすいです。

大気洗浄効果がある

光触媒のセルフクリーニング機能付きのサイディングは、外壁をキレイに保つだけでなく、周辺の空気も浄化する効果も持っています。

酸化チタンと太陽光が反応すると、車から出る排気ガスなどを無害なイオンに分解してくれます。そして、雨の力でイオンを流してくれるのです。

光触媒コートが施された50坪の建物は、二酸化炭素の吸収性が高い木12本分の大気浄化能力があると言われています。

住む街を自分たちの手できれいにできるなんてステキですよね!お庭の環境も良くなりますので、ガーデニングや家庭菜園をしたい方にもおすすめです。

抗ウイルス・抗菌機能がある

光触媒のセルフクリーニング機能付きのサイディングは、抗ウイルス・抗菌機能もあります。外壁に付いたウイルスや菌は、紫外線を浴びた光触媒から発生した活性種によって分解されてしまいます。

外壁にウイルスや菌がついていると、庭で遊んでいる子供に付着する危険性がありますし、窓を開けた際に侵入する可能性があります。

光触媒がウイルスや菌を分解してくれることで、より安心して生活をすることができます。ただし、すべての菌に効果があるわけではないので、その点はご了承ください。 

セルフクリーニング機能のサイディングのデメリット

続いて、セルフクリーニング機能のサイディングのデメリットについてお伝えします。

通常のサイディングより費用が高い

通常のサイディングに比べると、セルフクリーニング機能付きのサイディングは費用が高いです。グレードアップすると数十万円~百数十万円の追加費用になることもあります。

拓建ホームでは、セルフクリーニング機能付きのサイディングを標準仕様で採用しています。そのため、追加費用なしで外壁のきれいさとお手入れの簡単さを手に入れることが可能です。

再塗装が必要

セルフクリーニング機能付きのサイディングは、通常のサイディングと同じメンテナンスが必要になります。つまり、再塗装の必要があるということです。

メーカーによって異なりますが、2030年に1回程度で再塗装するのが一般的です。

対して、タイルの場合は光触媒を塗装ではなく焼き付けです。焼き付けにすると劣化速度が遅くなるため、こちらは30年以上持つと言われています。

ちなみに、拓建ホームが標準仕様で採用しているセルフクリーニング機能付きのサイディングは、光触媒コートの下に無機質のセラミックコートが施されています。

サイディングでありながら、30年経っても色落ちがあまり目立たないという検証結果がでています。

まとめ

セルフクリーニング機能付きのサイディングの光触媒コートは、外壁の汚れを雨で流してくれる以外にも様々な効果やメリットがありました。

せっかく建てるマイホーム。

家の中だけでなく外観も、新築のときのようなキレイさを保っていたいですよね。その願いを少しでも現実に近づけられるのが、セルフクリーニング機能付きのサイディングです!

サイディングはたくさんの色柄の中から選べる点も大きなメリットです。拓建ホームにもたくさんのサンプルを用意していますので、ぜひ見にいらしてください。

光触媒コートのセルフクリーニング機能の特徴も一緒に改めてご説明いたします。