はじめに新居では洗濯物をどこに干そうと考えていますか?
・バルコニー
・庭
・室内
様々な選択肢があります。
雨が多い梅雨時期や花粉の季節は室内を選ぶ方が多いですよね。
では、室内干しをするのにおすすめ空間はどこなのでしょうか?
今回は空間ごとに、室内干しをすることのメリット・デメリットをお伝えします。
室内干しをするのにおすすめ場所6選
次の6カ所に絞って、室内干しをするメリット・デメリットをお伝えします。
・ランドリールーム
・2階ホール
・脱衣洗面所
・和室
・寝室
・浴室
あなたにはどの場所が向いているのか早速確認していきましょう!
ランドリールーム
室内干し専用の空間として、ランドリールームを採用する方も増えています。
2~4畳くらいのスペースをとって作る方が多いです。
ランドリールームに室内干しをするメリット
ランドリールームに室内干しをするメリットをお伝えします。
ランドリールームは室内干し専用の空間なので、物干し竿にハンガーや洗濯バサミをつけたままでも気になりません。
毎日準備や片付けをする手間がなくなるので、家事の時短につながります。
ランドリールームはプライベート空間なので、扉で仕切ってしまえば目線が気になることがありません。
来客時でも気兼ねなく洗濯物を干しておくことができます。
3畳以上のランドリールームには洗濯機を置いても狭さを感じません。
洗濯機から洗濯物を取り出してそのまま干すこともできるので楽です。
また、アイロン台なども置けるため、洗濯物用品をまとめて収納することができます。
ランドリールームに室内干しをするデメリット
ランドリールームに室内干しをするデメリットをお伝えします。
室内干し専用スペースを作るので、家の面積が大きくなってしまいます。
また、家の面積を変えないように設計すると、他の空間がコンパクトになってしまいます、
ランドリールームの優先度を考えて採用するか決めましょう。
ランドリールームは基本的に洗濯物関連の家事をする専用スペースです。
裏を返せばそれ以外の用途はありません。
カウンターをつけて趣味部屋も兼ねるなどの工夫をすると、活用頻度が上がるのでおすすめです。
2階ホール
2階ホールとは、階段を上がったところにある空間のことです。
バルコニーに洗濯物を干す家庭は2階ホールとバルコニーをつなげて、2階ホールを室内干しの空間にすることも多いです。
2階ホールに室内干しをするメリット
2階ホールに室内干しをするメリットをお伝えします。
2階ホールの目の前をバルコニーにすれば使い勝手が良いです。
ホールで洗濯物を干してからバルコニーに出したり、バルコニーから洗濯物を取り込んで一時的にホールに洗濯物をかけておくことができます。
ホールからバルコニーに出られるようにするために、大きな掃き出し窓を採用する方が多いです。
そのためホールか日当たりが良くなり、室内に洗濯物を干していてもカラっと乾きやすくなります。
2階ホールに室内干しをするデメリット
2階ホールに室内干しをするデメリットをお伝えします。
2階ホールが狭かったり突っ切らないと各部屋に行けない場合は、洗濯物が邪魔になることがあります。
各部屋への動線をよく考えながら物干しスペースを決めましょう。
2階はプライベート空間なので目線が気になりにくいですが、子供が遊びに来たときには洗濯物を見られてしまいます。
気になるなら室内干しは他の空間にした方がいいでしょう。
晴れの日だけでなく、雨の日まで2階に洗濯物を運ぶのは面倒だと感じる人もいます。
具体的な生活イメージを膨らませて、家事が楽になる位置に室内物干しを採用しましょう。
脱衣洗面所
脱衣洗面所に室内物干しをつけて、洗濯物を干す方も多いです。
採用する場合は、通常の脱衣洗面所よりも広めに設計することをおすすめします。
脱衣洗面所に室内干しをするメリット
脱衣洗面所に室内干しをするメリットをお伝えします。
脱衣洗面所に洗濯機があるので、洗濯物を取り出してすぐに干すことができます。
洗濯カゴを持って洗濯物を運ぶ手間がなくなるため、家事楽につながります。
洗面所には換気扇をつけることも多いため、湿気が溜まりにくいです。
浴室の扉を開けておけば、浴室と洗面所の2面の窓で風通しが良い空間を作ることもできます。
脱衣洗面所に室内干しをするデメリット
脱衣洗面所に室内干しをするデメリットをお伝えします。
脱衣洗面所が狭いと、洗濯物を干しただけで空間がいっぱいになってしまいます。
洗面台が使えず不便に感じることがあるので、採用するなら広めな脱衣洗面所を設計しましょう。
洗濯物を干してあると来客に洗面所を貸しにくくなってしまいます。
洗面所と脱衣所を分けるなどの工夫をするといいでしょう。
和室の空間を室内物干しと共有させる方もいます。
客間として使用しないなら、室内物干しの空間にしてもいいでしょう。
和室に室内干しをするメリット
和室に室内干しをするメリットをお伝えします。
和室は椅子ではなく床に座って過ごす空間なので、洗濯物が干してあっても邪魔に感じにくいです。
洗濯物を干しつつ、子供を遊ばせたりお昼寝させる空間として使うことができます。
和室ならその場に座って洗濯物を畳んだり、アイロンがけをすることができます。
和室を作る余裕がない方は、2畳ほどの小上がりの畳コーナーを作って室内干し空間にしてもいいでしょう。
和室に室内干しをするデメリット
和室に室内干しをするデメリットをお伝えします。
リビングの隣に和室を配置すると、リビングから洗濯物が丸見えになってしまいます。
来客時に隠せるように扉付きの和室にしておくといいでしょう。
LDKと隣接している和室は、目線だけでなくニオイも気になることがあります。
焼肉や鍋などのニオイが強い食事の日は、洗濯物を干さないなどの注意が必要です。
寝室
寝室の窓際を室内干しスペースにする方もいます。
寝室に室内干しをするメリット
寝室に室内干しをするメリットをお伝えします。
寝室は夫婦しか入らない空間なので目線が気になりません。
下着なども気兼ねなく干しておけるでしょう。
寝室とバルコニーをつなげれば、2階ホールと同じような使い方ができます。
洗濯物の出し入れが楽になるので、バルコニーに洗濯物を干す方は検討してみてください。
寝室内にクローゼットをつける方も多いので、寝室に室内干しをしていれば洗濯物をクローゼットにしまうのが楽になります。
また、畳んだ洗濯物をベッドの上に一時置きできるので、他の部屋にも持って行きやすいです。
寝室に室内干しをするデメリット
寝室に室内干しをするデメリットをお伝えします。
ベッドの真上に洗濯物があると、洗濯物を干すときや乾かしているときにホコリが落ちて、ベッドが埃っぽくなることがあります。なるべく物干しとベッドの位置は離すようにしましょう。
寝室の換気が十分にできないと、洗濯物の湿気によって布団が湿っぽくなることがあります。
カビの元となりますので、除湿器や布団乾燥機を使って対策を行うといいでしょう。
浴室
浴室についている専用の物干し竿を使って洗濯物を干す方もいます。
浴室に室内干しをするメリット
浴室に室内干しをするメリットをお伝えします。
浴室には乾燥機が付けられるので、他の空間よりも早く洗濯物を乾かすことができます。
ただし、電気代が意外とかかる設備なので使いすぎには注意しましょう。
お風呂はどこかに行くときに通る動線にはならないので、洗濯物を干していても邪魔にならない空間です。
お風呂の扉を閉めておけば、目線も気にせずに干すことができます。
お風呂に室内干しをするデメリット
浴室に室内干しをするデメリットをお伝えします。
浴室乾燥機は標準仕様でなく、採用するのに追加費用がかかってしまう住宅会社もあります。
拓建ホームの浴室は、換気・乾燥・暖房の3役の機能がついた換気扇を標準で採用していますので、快適に洗濯物を干すことができます。
洗濯物が干してある状態では浴室を使うことはできません。
洗濯物を干す時間とお風呂に入る時間が被ってしまうと、一時的に洗濯物を移動する必要があります。
浴室以外にも室内物干しの場所を作っておくと、より使い勝手が良くなるでしょう。
おわりに
室内には洗濯物を干せる場所がたくさんあります。
メリットに多く共感できた場所に、ぜひ室内物干しを採用してみてください。
拓建ホームではお客様の生活パターンやイメージをヒアリングした上で、間取りを作成しています。
室内干しの場所もお客様によって最適な場所は違いますので、一緒にベストな場所を考えていきましょう。
ご相談お待ちしています。