皆さんは「自然素材を使った家」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
・体に優しい?
・健康になる?
・かわいらしいデザインになる?
どれも正解です。
最近では、マイホームづくりでも健康に気を使って自然素材を取り入れる方が増えてきています。
また、自然素材を使った温かみのある雰囲気の内装は人気が高いです。
今回は自然素材を使った家の魅力をお伝えしていきます。
住宅にはどんな自然素材を使えるの?
住宅にはどのような自然素材が使えるのでしょうか?
注文住宅でよく取り入れられている自然素材を5つご紹介します。
床に無垢材を使う
採用率が高いのが、無垢の床材ではないでしょうか。床材にはチークやオークの広葉樹や、ヒノキやパインなどの針葉樹など、様々な樹種の中から選ぶことが可能です。
1枚板を切り出して作り上げた無垢床が本来の無垢床です。
しかし、価格が高いため、天然木を使用したい方は複合フローリングを採用する場合もあります。複合フローリングとは、合板や集成材の上に薄い天然木を張り合わせたフローリングのことです。歩き心地や溝の雰囲気などは違いますが、表面の肌触りや見た目は無垢床と近い物を再現できます。
ぜひ、実際に体感して違いを確かめてみてください。
壁に珪藻土や漆喰を塗る
壁に珪藻土や漆喰を塗って、自然素材を取り入れてもいいでしょう。珪藻土や漆喰は、室内の空気環境を整える効果がありますのでおすすめです。
特に、珪藻土は調質効果が高いことで有名です。最近はコースターやバスマットなどの生活雑貨にも取り入れられていますので、実際に体感している方も多いはずです。
また、漆喰は昔から日本の住宅に使われている塗り壁の一種です。和風の内装にぴったりで、経年劣化しにくいことが特徴です。
天井を板張りにする
天井をクロス仕上げでなく、板を張るという選択肢もあります。天井を板張りにすることで、かなりの存在感を発揮してくれるため、内装のアクセントになります。
洋風な家にはレッドシダーなどの、濃淡がはっきりとした樹種が人気です。和風な雰囲気にしたいなら、ヒノキやスギがよく合うでしょう。
無垢の扉を使う
無垢の扉も自然素材を手軽に取り入れられる方法です。無垢の扉は、クリア塗装はもちろん、様々な色に塗装ができるため、オリジナリティを出すことができます。
また、部屋のドアや収納扉だけでなく、洗面台やキッチンに無垢材を取り入れることもできます。キッチンなどは汚れの染み込みが気になると思います。しかし、クリアな塗装が施してあるため、汚れにくくお手入れもしやすいです。
壁のアクセントとして石張り
石で内装を仕上げることもできます。木の温かみがある雰囲気とは違い、高級感や重厚感のある雰囲気に仕上がります。
気になる自然素材はありましたか?他にもたくさん種類がありますので、気に入った自然素材を探してみましょう。
自然素材が住む人に与える3つの影響とは
自然素材が人に与える良い影響を3つ紹介します。
①リラックス効果がある
自然素材の特徴は、リラックス効果があるということです。木は見たり触れたりすることで、リラックス効果をもたらします。木の匂いによってストレスの軽減することも、科学的に実証されています。
家族が集まるリビングやリラックスしたい寝室などに木を採用して、心穏やかにマイホームで過ごしましょう。
②空気環境が改善される
漆喰や珪藻土の自然素材を使うと、空気環境が改善されます。特に調湿の効果は高く、室内を快適な湿度に保ってくれます。
また、漆喰にはホルムアルデヒドなどの物質を吸着・分解する能力があると言われています。ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質と言われていますので、除去することで空気の質はより良くなります。
③内装デザインの質が上がる
自然素材はインパクトのある見た目のものも多く、内装デザインの質が上がります。空間全体に自然素材を採用してもいいですが、空間のアクセントとして自然素材を使うこともおすすめです。
採用する自然素材によって、和・洋・モダンなど様々な雰囲気を演出できますので、自分に合った自然素材を探してみましょう。
自然素材への疑問解決!
「自然素材の魅力はわかった!けれどこれってどうなの?」という方へ。自然素材を採用する際に、よく聞かれる質問について回答していきます。
金額は高い?
まず、金額についてです。
もちろん一般的に使われているクロスやフローリングなどの内装材に比べると、金額が高い場合が多いです。しかし、よく自然素材を取り入れている住宅会社であれば、比較的安価で取り入れられたり、標準仕様になっている場合もあります。
担当者にぜひ確認してみてください。
どこの住宅会社でも自然素材は取り入れられるの?
自然素材はどこの会社でも取り入れられるわけではありません。また、施工に慣れていない会社だと、住んでから不具合が出たり、見栄えが悪くなる可能性もあります。
拓建ホームでは、多くの方に自然素材を取り入れていただいている実績があります。自然素材を取り入れた家の事例等もたくさんご紹介できますので、ぜひ1度モデルハウスにご来場ください。
自然素材ってメンテナンスが大変?
自然素材はメンテナンスが大変というイメージありますよね。確かに、自然素材は通常の内装材に比べるとメンテナンスに手間がかかります。しかしポイントを覚えてしまえば、難しいことはありません。
例えば、無垢材の床や扉であれば、通常のお手入れは一般的な建材と同じです。しかし、水などの液体を長時間放置してしまうとシミになってしまうので注意が必要です。すぐにふき取るようにしましょう。また、年に1度くらいワックスをかけてあげると風合いが長持ちします。
自然素材それぞれのポイントを抑えて、日々のお手入れを楽しんでいきましょう。
自然素材はこんな家庭におすすめ
自然素材を取り入れるべき家庭をお伝えします。
家族みんなが健康で楽しく暮らしたい
家づくりのテーマに、家族の健康が入っている方は自然素材を取り入れましょう。
お伝えしてきた通り、自然素材を取り入れた家は空気環境がよく、家族がリラックスして生活することができます。長い間住む家ですから、目に見えない環境にまで配慮していくことはとても大切です。家族の将来を考えた家づくりをしましょう。
柔らかい雰囲気の家にしたい
柔らかい雰囲気の家にしたい方は、木をたくさん取り入れましょう。
特にパイン材のような明るい色味の樹種は、要望に近い雰囲気を作り出せるでしょう。また、無垢扉は塗装もできますので、自分好みのオリジナルカラーの扉を選ぶこともおすすめです。
経年変化を楽しみたい
素材の経年変化を楽しみたい方にも自然素材はおすすめです。
経年変化とは、長い期間が経つことによって、自然と起こる変化のことです。プリントされたフローリングや建具では、長く使っても経年変化はほとんどありません。あったとしても、色あせや劣化をしていくだけです。
しかし、自然素材を使うと、色焼けなどによってより風合いのある色味になってきます。無垢床や建具は、経年変化によって色が濃くなる樹種もあれば、薄くなる樹種もあります。また、使うほどに馴染みがよくなるので、自然と美しい艶が出てきます。
自然素材を使った家は、家族の成長と共に変化を楽しめる家になるでしょう。
おわりに
自然素材を使った家には様々な魅力がありました。
マイホームは家族みんなが元気に安心して暮らしていくために建てるものです。ぜひ、見た目だけではなく健康に配慮した家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
自然素材の家をたくさん提案してきた拓建ホームが、あなたに合った自然素材を提案します。ぜひ一緒に素敵なマイホームを作り上げていきましょう。