子育てをしやすい家とは?万人に共通する子育てを楽しめる家にする方法お知らせ・イベント情報

ほとんどの子育て世代の夫婦は、家事や子育てを楽にしたいという要望を持っています。
マイホームの打合せの時にも、「家事楽」や「子供にいい」などのワードはよく出てきます。

小さなお子様がいる家庭は、子育てを楽しみつつも効率よく家事をこなす必要があります。
では、マイホームで取り入れられる子育てをしやすい間取りや設備はどのようなものなのでしょうか。

子育てをしやすい家【間取り編】

まずは、子育てをしやすい家にする間取りについて紹介します。

洗濯動線を近づけて家事の効率UP

子供と過ごす時間を増やすために、家事の時間を短くすることが必要です。家事の時短のために、家の中の動線を工夫してみましょう。

例えば、洗濯動線を近づけることで家事の効率は上がります。洗濯動線とは、洗濯に関する4つの行動をするときに通る道順のことです。

4つの行動とは以下のことです。
洗う・干す・たたむ・しまう

上記の4つをどこで行うか考えましょう。
「洗う」は1階で行い、それ以外を2階で行う方もいるでしょう。また、「しまう」だけを2階で行い、それ以外は1階で行うという方もいます。

なるべく、4つの行動すべてを同じ階にまとめると、洗濯が楽になります。
階段の行き来もないので、重い洗濯物を運ぶという作業が必要ありません。また、ワンフロアにまとめると、流れるように家事を行うことができ効率的です。

玄関→クローク→洗面の流れをつくろう

玄関から洗面所へ行く動線の間に、クロークを採用することもおすすめです。帰ってきたら、まず手洗い・うがいとお子様に教えていると思いますが、その前にコートを脱いでクロークにかけるという習慣をつけましょう。

玄関でコートを脱ぐ習慣ないと、リビングやダイニングなどに服が脱ぎっぱなしになってしまいます。しかし、帰ってきたらクロークにコートをかけると覚えていれば、そのようなことはありません。

また、外でついた菌や花粉などをLDKに持ち込まなくて済むので、衛生的にもおすすめです。

LDKは家族のコミュニケーションが常にとれるような配置にしよう

LDKは家族が集まる空間です。分離したLDKではなく、コミュニケーションが取りやすい一体型のLDKにしましょう。キッチンから、リビングやダイニングを見渡すことができれば、家事をしながらでも子供とコミュニケーションを取ることができます。

モノを隠せる収納をつくろう

収納はモノを隠せるようなタイプの収納を選びましょう。モノを隠せる収納とは、扉がついた収納棚のことです。

オープンな収納の方が出し入れはしやすいですが、モノが散乱していると汚さが目に付いてしまいます。すると、いつもきれいにしていなければならず、家事にストレスを感じてしまいます。扉がついていれば、収納の中が多少散乱していても気になりません。

家事はすべて完璧に行おうと思うと疲れてしまいます。子供との時間も減ってしまいもったいないです。手を抜けるとこは抜いて、家事楽な生活を心がけていきましょう。

リビングの勉強スペース、リビング階段は必要?

重厚感ある木の住宅。リビングの勉強スペースやリビング階段も、子育て世代に人気な間取りですが必要なのでしょうか。これらの空間は子供がいる家庭にはいいと言われていますが、万人にとって良いわけではありません。

子供の中には、自分の部屋でも集中して勉強できる子もいます。また、あえてダイニングテーブルで勉強をさせて、食事の時間になったらしっかり片づけさせるという親もいます。

リビング階段も同様です。子供が大きくなったときに、友人を連れてきたらお互い気をつかいます。すると、段々子供が友達を連れてこなくなるかもしれません。

リビングの勉強スペースやリビング階段はメリットもたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。デメリットをしっかりと理解した上で、それでも採用したいと思うのであれば採用してください。

子育てのしやすい家【設備編】

次に、子育てをしやすい家にするために、採用すべき人気設備をお伝えします。

家事の負担を減らせる設備

まずは、家事の負担を減らせる設備を4つ紹介します。

掃除が楽なレンジフード

1つ目は掃除が楽なレンジフードです。

マイホームの掃除の中でもレンジフードの掃除が嫌だという方、かなり多いと思います。こまめに掃除をしても、年に1~2回は大掃除をしなければなりません。また、油汚れはしぶといので、こまめに掃除をしないと大掃除がとても大変です。

掃除が楽なレンジフードを選ぶことで、日々のお手入れがとても楽になります。また、中には自動洗浄機能のレンジフードもあります。普段からレンジフード内を自動で掃除してくれるため、大掃除の時も軽いお手入れで済みます。

自動洗浄でなくても、部品がワンタッチで外せるものや、油汚れがファンにつきにくいものなど、様々なレンジフードが解決されています。

お気に入りのキッチンをキレイに保つため、そして家事の負担を減らすためにも、掃除が楽なレンジフードを選びましょう。

食器洗浄機

食洗機は家事の時短を実現させるアイテムです。最近では、予洗いすらも必要のない、パワフル洗浄の食洗機も発売されています。

朝の皿洗いの時間が短縮できれば子供の髪の毛をきちんとセットする時間ができます。また、夜の皿洗いの時間が短縮できれば、子供の寝かしつけのときに1冊多く本を読んであげることもできるでしょう。

家事にかける時間を減らせれば、その分を子供と遊ぶ時間に回せます。効率的に家事をこなして、有益な時間の使い方をしてください。

電動シャッター

電動シャッターもとても便利な設備です。特に夏場・冬場には、便利さを感じやすいでしょう。なぜなら、シャッターを開け閉めするために、窓を開けなくていいからです。夏場は窓を開ければ熱気がすごいですし、冬場は窓を開けるととても寒いです。また、雨の日は部屋の中に雨が吹き込んでしまうこともあります。

電動シャッターであれば、ボタン1つでシャッターの開け閉めができるため、気候によってストレスを感じることはありません。さらに、タイマー設定もできるので、子供を留守番させておいても、自動でシャッターが閉まります。子供が閉めようとしてケガをする可能性が減りますし、防犯対策にもなります。

大きな窓や居室の窓には、ぜひ電動シャッターを採用してみてください。

掃除のしやすいトイレ

掃除のしやすいトイレも家事を楽にするために、おすすめ設備です。では掃除のしやすいトイレとはどのようなトイレなのでしょうか。特徴をお伝えします。

・フチなし便器
便器にフチがないので、フチ裏に汚れが付着しません。拭き掃除もしやすく、すぐに汚れを落とすことができます。

・お掃除リフト機能
ボタンを押すことでウォシュレットの前方が持ち上がります。そのため、汚れやすい便器との隙間をサッとふき取ることが可能です・

他にもメーカーごとに様々な工夫がしてあります。ぜひ色々なメーカーのトイレを体感してみてください。

子育て世代にぴったりな設備

次に、子育て世代にぴったりな設備を3つ紹介します。

マグネットクロス、ホワイトボードクロス

子育て世代に、壁面にマグネットやホワイトボードのクロスはおすすめです。追加費用もそこまで高くなく、手軽に採用できます。

クロスがマグネットになっていれば、子供が描いた絵や家族写真、学校からもらったプリントなどを張り付けておくことができます。また、ホワイトボードのクロスであれば、子供がお絵かきを楽しむこともできます。

クロスは色や柄を楽しむだけでなく、機能性も重視して選んでみてください。

リビング内に低い収納

リビング内に低い収納リビング内の低い位置に収納を作りましょう。その収納は子供用の収納として活用してください。できればキャスター付きの収納が好ましいです。

子供が小さなころはおむつ収納に使い、2~3歳になったらおもちゃ箱として使いましょう。高さが低い収納であれば、自分で片づけができるのでしつけにもなります。

また、小学生以上になったら教科書やランドセルなどを入れておく場所として使ってください。リビングや自分の部屋に荷物が散乱することや、物をなくす頻度を減らすことができます。

成長に合わせて長く使える収納ですので、ぜひ設計士にお願いしてみましょう。

玄関のスマートキー

玄関のスマートキーはすべての世代から人気の設備です。子供を抱っこする機会が多い子育て世代にも、もちろん大人気です。

玄関のスマートキーがあれば、カバンの中からカギを探して開ける必要はありません。ボタン1つでサッと鍵の施解錠ができます。

今回紹介した設備の中では、オプション費用が高いスマートキーですが、拓建ホームでは標準仕様で採用できます。とても便利な設備ですのでスタッフもおすすめです!

まとめ

子育てをしやすい家にするためには、家事の負担を減らし、子供とたくさんコミュニケーションを取りやすい家にする工夫が必要です。そのために、間取りや設備を検討し、自分たちに合ったマイホームを作らなければなりません。

拓建ホームでは、お客様の要望や生活スタイルを聞き出し建物を作り上げる、完全自由設計の住宅会社です。間取りの提案はもちろん、その家庭にとって最適な設備の提案も行っています。

展示場にも子育てしやすい家のポイントがたくさん詰まっていますので、ぜひ1度見学にいらしてください。